IQ180の記録を持つ重田弘之さん

コラム

ハイレンジIQテスト Mach(マッハ)で

IQ180の成績を残している
重田弘之さんのお話を聞く機会がありました。

 

素晴らしい方なので、ぜひご紹介させてください!

 

今回はとても頭が良い方、

重田弘之さんとお話をする機会があり、
嬉しい気持ちになりました!

 

重田弘之さん

日本人として3番目のIQ180の

世界公式記録を持っている方です!

 

本当に素晴らしいですね!

 

OLYMPIQ Society – OLYMPIQ High IQ Society

 

重田弘之さんの過去の思いや

お仕事の体験談をお聞きしました

 

 

重田弘之さんの体験談

 

私の人生は絶望そのものでした。

特に社会に出てから生きにくいとしか

感じませんでした。

 

特に会社組織ではチームで動く事が多いため、

多人数とのコミュニケーションの

バランス感覚を重視したヒューマンスキルの能力がどこの企業でも要求されます。

 

私の場合、特にチームで動く

「多人数との人間関係のとり方」

というものが非常に不器用なため、

周囲から誤解を生みやすく、

それが人間関係で摩擦を生むことにもなり、

時には罵声を浴びせられ、結果的に仕事が長く続く事はありませんでした。

 

仕事が続かないので当然収入もなくなります。

転職してもやはり仕事が続きませんでした。

こうして転職を繰り返している内に、

次第にお金も尽きてしまい丸8日間、

水だけで過ごした日もあります。

 

ところがこんな苦しい状況に追い込まれても、

当時は、根性論が蔓延り、

仕事が長続きしないのは、

「キミはただ忍耐力がないだけだ」と

恫喝される傾向が強い時代でしたので、

その企業組織の同調圧力というものも重なり、

日々地獄のような生活を送っていました。

 

私は企業に不満を持ち、そしてひねくれ、

そんな社会に背を向ける形で約2年間、

引きこもり生活へと突入したのです。

 

この時期は、ひたすら本を読み漁ったり

していました。

 

そんな毎日の生活の中で自分自身の、

この苦しみは一体なんなのか、なんとか解決できないか、

と一人で考えました。

 

なんで周りはフツーに会社員が勤まるのに、

なぜ自分だけできないのか?

 

それとも自分は脳がおかしいのか?等も考えました。

 

本を通じて先人の教えに救いを

求めたこともありますが、

そこにも明確な答えはありませんでした。

 

結局、2年間も引きこもり、外に一歩も出ず、

毎日のように精神医学、心理学、哲学、

脳科学等を独学で学びましたが、

私の人生の解決策はどこにも存在しないこと、

そして、「人生には解がない」という事を

知った事で、凄まじい絶望感が襲ってきました。

でも不思議なことに

死にたくない!負けるもんか!」、

という強い気持ちもあり、

この底なし沼のような

人生から何とかして、

サバイバル的に這い上がる事も考えたのです。

 

ただ、「人生には解がない」

ことを知ってから、「激しい絶望感」

から、日数が経つに連れ、

次第に「安定感のある諦め感情」へと

感情が変化していった事も昨日のように

覚えています。

 

私はこの事から、絶望感というものは

長くは続かない事を体験し、

感情というものにもある種の

耐用年数に似たようなものが

あることをそこで発見しました。

 

しかし、「人生には解がない」

という結論のもとに、根本的な

解決方法に至らないまま

40代を迎え、臨床心理士のもとにも

訪れ、様々な心理検査をされましたが、

 

医師から「あなたみたいな人はアメリカに行ったほうがいい。日本の組織では無理です。」

 

と冷たく太鼓判を押されました。

 

結局私の人生を再構築する「明確な答え」は、

そこにもなかったのです。

 

私はそんな、悶々とした数年間を過ごした後、

ある時期から、一瞬考える事を辞めてみました。

 

つまり、自分の現状を変える事や、

生きやすくする解決策を模索する

思考そのものを

一切辞めたのです。

 

その瞬間から私は非常に精神的に

楽になることを体感し、全てを

流れに身を任せることの

重要性をハッキリと確信したのです。

 

驚くことに、私にとっての人生の答えは、

皮肉にも「考えない」ことでした。

 

これは同時に「今を、その瞬間を、全力で生きる、流れに身を任せる、未来は考えない」

という意味でもありました。

 

月並みかもしれませんが、

人生の結論は実に平凡なもので「自然に任せると真理に到達し、

そして如何なる努力をしようとも、

結果はなるようにしかならない。

 

又は大きくは変わらない」

という事で帰結したのです。

 

それを悟ってからは自分自身の内面にも

変化が起き、自分の負の感情をいちいち、

いじらない、感情をいじらない、

自分自身の精神活動を肯定する事も、

否定する事も、

一切やめるという境地に到達しました。

 

それからの私は、仕事に関しても、

自分の視点を信じ、それを重視しながら仕事を進めていきました。

 

そこに迷いは一切ありません。

 

なぜならは「自然の流れで、全ては、なるようになるから」です。

 

即ち、〈能動的に動く事も、受動的な行動も、あたかも自分の意思のみでコントロールし、

物理的変化も自分の意思が大きく反映されているように感じますが、

それは一種の錯覚であり、

実際には様々な偶然性や、

いくつもの要素の自然の流れの組み合わせで自己の精神のベクトルが構築される〉

という事も悟ったからです。

 

こうして、自然の流れに身を任せる

重要性を確信した私は、その時その時に傾注し、

只々やるべき事をやる、

という行動に出ました。

 

当然、人間関係で衝突は起こりましたが、

以前とは違い、衝突する中で少しづつですが

意見が融合し、弁証法的に新たなるステージへと結論が進化しながら、人間関係、

職場環境も良くなっていったように思います。

 

実は私は人間関係の衝突はある程度は

避けられない事も、40過ぎて悟ったのです。

 

感情も、人間関係も、全て自然の流れに任せる、

というこの意識が私の人生の感覚値を

大きく変えたのです。同時に感情を

開放したことで、

好きな事に積極的にチャレンジしていく!

そして良い意味で我慢しない!というのが

私の現在のポリシーとなっていきました。

 

確かに私の場合は特殊な事例かもしれませんが、

それでも多くの生きにくさを抱えてる

方々と私は共通項も沢山ありますので、

その構成要素の点からも、部分的には

強い相関も存在する箇所も考えられます。

 

そのため、私の体験は必ず参考になる

所もあると思います。

 

又、現在、日本では今も尚、ニートが

増え続けていますが、ニートが悪いわけ

ではないと私は捉えています。

 

人生は運の要素も

相当に強いと考えます。

 

即ち、ニートになるかならないか、

引きこもりになるか、ならないかは

紙一重だと感じています。

 

ニート問題の解決策は、どのような人でも

「必ず居場所がある」「適材適所は必ずある」

という啓発をする事、そして実際にそうであることを多くの人が知ることが大切だと考えています。

 

 

異質な者を排除しないという事も極めて

重要なテーマであり、多様な意見を取り入れ、

きちんと意見として尊重することが、

より前進した社会を実現し、

多くの人を救う事にも繋がっていくと考えます。

 

違いを認めるという事、違ってもいいと

認める社会、それこそが多くの人が、

卑屈感を生まず、社会は活気付き、

思わぬところで、

社会にとって有益な形でニートが

活躍する新現象も起こるのではないかと

考えています。

 

重田弘之さんのお話を聞いて感じたこと

 

社会に出ると、本当に辛いこともありますよね。

人間関係がうまくいかない、組織に合わない、そんな思いは多くの人が抱えていることです。

確かに、働くことをやめてしまったニートも増えていて、社会問題となっていますよね。

 

どんな人でも適材適所は必ずある、

必ず居場所はあるのだと私も深く感じます。

今回は、とても良いお話を聞く機会が持てたことを嬉しく思います。

本当にありがとうございました!

 

 

 

 

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